先日、親友Iさんから、目からうろこの話を聞きました。
どうしても気持ちがアガらないときのすばらしい対処法。
今日はこの話をシェアしたいと思います。
★過酷な熟年受験。そして結果は・・
芸術系のお仕事をしている彼女、
3年前から大学受験を目指し、
私もその頑張る姿を見てきました。
日常は主婦として家事をしながら、
子育てもしながら時間のやりくりをし、
鞭を打ちながら猛勉強。
そしてなんと今年は3次まで進みました!
でも・・
残念ながら、最終試験までは行けなかったのです。
年々スキルアップもし、
このまま頑張れば来年は合格かも?!
というところまで上り詰めながら、
もう受験は終わりにしてしまった彼女。
★受験をやめてしまった理由
それには複合的な理由があるのですが、
ショックなことの一つに、
自分の生徒さんと一緒に受験し、
彼は合格してしまった
ということがありました。
普通なら耐えがたい屈辱のように感じますが、
受験ライバル(?)にもかかわらず、
先生という親心から、
試験直前に “虎の巻” を伝授し、彼は合格。
彼女はその虎の巻を使わずに
まるごしの実力で挑み、不合格になった
という経緯がありました。
話を聞くと、
大学側の大人の事情のようなものも見えてきて、
単に「実力が無かったからダメだった」
とも言い切れない
と私は感じたのですが、
ともあれ生徒は合格、自分は不合格
という事実は事実。
けれども受験をやめた一番の理由は、
彼が反面教師となって
本当の自分のミッションはなにか?
ということに
彼女自身が気づいてしまったからでした。
★追い打ちを掛けた打撃
しかしながら、受験から数ヶ月が経ち、
新たな目標も見え始め頑張っていた彼女に
合格した彼からメッセージが入ったそうです。
「大学生活は順調で、先生にもまたご報告にあがりたい」と。
受験勉強の3年間は
自分のスキルをつけるためであり、
「そもそも大学に通うことが目標ではなかった」と
確固たる信念を見つけた彼女ではありましたが、
さすがにそのメッセージには
落ち込んだようでした。
そしてここからが本題。
★彼女が取った行動とは?
これまでの失敗や後悔をノートに書いてみる
これまでの失敗や後悔を一覧にしたそうです。
でもそれだけではなく、その横に合わせて
それで得られた思考や行動、経験も書く
「失敗は成功のもと」という言葉ありますよね?
失敗を失敗で終らせず、
そのことでどんなことが得られたか?
それでどんな考えに変わったのか?
変わった行動パターン、思考癖、
そんなものを一緒に書いてみる。
さらに、次のこともその横に書いてみます。
じゃあ、その失敗がなかったらどういう人生だったか?
★そして見えてきたもの
もしその失敗がなかったら?
そしたら何が見えてきたのか?
それは、
すんごく「退屈な女の人」がそこにいた・・・
らしい。
彼女曰く、そこにいたのは、
冒険もなく、無難で、惰性で、
勉強もせず、依存して生きている、
ただ、種を受け渡して、消費する人。
さらに言えば、
「このご時世で、
気分の落ち込みや、不安になったり、
テレビの報道に影響される
自分軸のない人間になっていたかも。」と。
「そういう人は世の中にたくさいて、
あの失敗や、あの後悔がなければ、
自分もそういう人になっていただろう」とも。
そうして行き着いたのは、
やっぱり失敗して良かった!
という結論でした。
まさにロジカルシンキング!
★まとめ
さて、皆さんはいかがでしょう?
見たくないことにも
正面から向かい、
きちんと自己分析していますか?
彼女が行った3ステップはこちら。
1.これまでの失敗や後悔をノートに書いてみる
2.それで得られた思考や行動、経験も書く
3.さらに、「その失敗がなかったらどういう人生だったか?」を書く
そうすると、見えてくるもの・・・
失敗がなければ、つまんなかった人生!!!
この彼女の
転んでもただでは起きない不屈の精神に拍手を贈りたいですね!
★おまけ♪ そんな彼女は何色?
そんな彼女は色に例えると何色だろう?
カラーセラピストとしてつい考えてしまいました。(^^;
やはり行動の人、赤かな?
何歳になっても知的好奇心を追求し、
論理的思考をするから黄色かな?
いや、両方合わせもった人だから、
オレンジ(赤+黄色)の人なんだろうな!
という結論に至ったのでした♪
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