再び、大好きな番組「探偵ナイトスクープ」ネタからです。
「子供がいつもお隣の子とケンカをしてしまう。
とても激しいのでどうにかしてほしい」
というもの。
仲は悪いわけではないのに、
なぜかすぐケンカになってしまうらしい。
よくある話ですよね。
でもこれ、実は自我の芽生えと深く関係している大切な成長過程。
で、どんな手を使って仲直りさせたのでしょうか?!
<目次>
◇自我が芽生える歳
◇対立から理解へ
◇子供が自主的に仲直り。その秘策とは?
◇大人の対応。でもそれは良いこと?
◇私と母の鍋バトル!!
◇その後、芽生えてきた感情とは…
◇もしもバトルをしていなかったら
◇天から落ちてきたメッセージ
◇自我が芽生える歳
番組の仲でアドバイスしてくれた先生曰く、
3歳頃は自我が芽生え、自己主張が出てくる年ごろ。
ケンカをすることで相手の立場や気持ちが分かっていく貴重な時期。
とのこと。
つまり色の話で言うと、第3チャクライエローの領域です。
◆別名:ソーラープレクサス(太陽神経叢)チャクラ
◆部位:消化器系、神経系
◆働き:自我、思考、意思を持つ、確立
◇対立から理解へ
自我が芽生えた子供は、
自己主張が出てぶつかり合い、ケンカとなる。
でもそこをやりつくした先に出てくるのが、
一歩ゆずるという、思いやりの心。
そうやって人は“対立から理解へと成長していく”とのこと。
思いやりの心。
それはチャクラでいうと第4チャクラ、グリーン。
チャクラでも段階があり、ちゃんとイエロー⇒グリーンという流れになっているんですよね。
◆別名:ハートチャクラ
◆部位:心臓、肺、胸腺
◆働き:愛情、思いやり、共感、調和、協調性
◇子供が自主的に仲直り。その秘策とは?
さて、どうやったらこの2人がケンカをしなくなるか?
その秘策は…
親同士がケンカをして仲直りするという芝居
を打ってもらうこと!でした。(笑)
本当は仲のいいお母さん同士、ここは子供のためと一芝居。
「いつもあなたたちがケンカをするから、お母さんたちが決着をつける!」
と言って、マジ切れっぽい口調で、鞭(?)のようなものでたたき合いだすと・・
尋常じゃないその様子に、子供たちはケンカを止めに入ったり、泣き出したり。
「分かった。じゃあ、もう二人はケンカしないね?
ケンカしないならお母さんたちも仲直りする。」
と約束させて、
お母さん同士「ごめんなさい」と言ってハグ。
すると子供たちも真似して、お互いに「ごめんなさい」と謝ってハグ。
かわいい~♡
そしてなんて芝居なの!(笑)
さて、その後二人はどうなったのか?
翌日、いつものようにケンカはしだしたものの、
はたとやめて、「ごめんなさい」と謝ったのだそう!
すばらしい!
そうやって人は、自己主張のイエローから思いやりのグリーンへと一歩ずつ階段を上っていくんですね。
ほっこり。
◇大人の対応。でもそれは良いこと?
これは子供の話でしたが、大人になるとちょっと複雑になってきます。
それは子供のように素直に自己主張せず、
よくも悪くも“我慢”できるようになるから。
つまり、自我を抑圧し、
いきなり相手に合わせてしまう。
(イエローの領域をすっとばして、グリーンへ行ってしまう)
一件、そのほうが大人であるように思いますが、
そのひずみは自分の内側に出てきます。
もちろん、いつもいつも子供のように
感情をむき出しにすることがいいとは思いません。
でも自分の感情を見ずに、
蓋をしつづけると、
自分がどう感じているのかさえも分からなくなり、
時には鬱になることも・・
自我は自我で必要。
番組の中でも言われたように、
そこを通ってこそ、思いやりの心という次の段階に行けるのです。
そして私もちょっと思い当たることがありました。
他愛もない親子喧嘩の話ですが。(^^;
◇私と母の鍋バトル!!
台所に女が二人が立つと、たいていケンカになります(笑)
古くなったお鍋。
「フッ素加工も剥げているし、買い替えよう」という私に対し、
「まだ使える。もったいない。」そう言う母親。
ネットで調べたところ、鍋の寿命は案外短い。
特に加工が剥げた鍋は体にもよくないし、
安い鍋だったら買い替え、
高級鍋なら再加工もアリ。
そんな風に書いてありました。
「それなら再加工してもらったら?」という母。
「送料もかかるし、買う方が安い」という私。
両者、一歩も譲らず。
そのうちヒートアップして、
さんざんお互いの感情をぶつけ合ったあと、
根負けした母。
「それなら、もうあんたの好きにしたらいい」
と言って、試合終了。
結局、私は自分の意は通せたものの、なんだか後味の悪さが残った今朝なのでした。
◇その後、芽生えてきた感情とは…
“モノを大切に使う心”
それは私にもあります。
むしろどちらかというと、
モノは捨てずに修理してでも使う方なのです。
後から考えると、母の気持ちもわかる。
取っ手が壊れたわけでもない。
しっかりしている。
ただ加工が剥げているだけ。
ゴミとして捨てられた鍋は資源に?
でももし埋め立てられるなら
地球環境にもよくない。
ならばこれはお金の問題ではなく、
結果的に買う方が安くつくとしても、
やはり母の言うように、
再加工して使った方がいいのではないか。。。
そんな気持ちが芽生えてきて、
さっそく業者を探してみました。
熊本にはなさそうだけど、
県外には鍋のリペア業者はたくさんあるみたい。
「古いのは捨てる!」と啖呵を切った私はどこへやら、
気持ちはすっかりリペアして使う方へ傾いていたのでした。
****
そうして数時間後。
母がこう言いました。
「あなたが言うように、修理するのには手間もお金もかかる。
買った方がいいと思う。」
母も母なりに、私の言い分を思い返してみたのでしょう。
でももうすっかりリペアに出す気満々になっていた私は、
こう言ったのでした。
「私もあれから考えたんだけどね。
この際、古い鍋はまとめて再加工に出そう。
さっそく調べて見積もりを依頼したよ」と。
お互いに“自己主張”しあった後の心の変化。
まさしく、心がイエローからグリーンへ変わった瞬間でした。
◇もしもバトルをしていなかったら
もしもこれが自分だけ(もしくはお互いに)
最初から意見の譲り合いをしていたらどうだったでしょう?
一件、その方がはたから見ても穏やかだし、
良いようにも思えます。
でももし私が最初から母の意見に迎合していたなら、
やっぱり私の中では割り切れない思いが残った、
と思います。
リペアに送るときも
「なんで私がこんな手間と時間をかけなきゃいけないの」
とか、
「買うよりお金がかかる」
とか、
心の中では不満だらけ。
そういうフラストレーションが残ったままになっただろうと思います。
そんな大したことのないことでも、
日常的に自分の気持ちを抑え続けていると、
“ちりも積もれば山となる”。
ちょうど風船を小さい針でつつくように、
きっと何かのきっかけで不満が爆発してしまう。
でも今回はそうではなく、
お互いに言いたいことを言いあったからこそ、
「ちょっと言いすぎたな」とか
「お母さんの言うことも分かる」
という感情が芽生え、
お互いに歩み寄りを見せた結果、
スッキリとした気持ちで、
同じ答えへとたどり着いたのでした。
◇天から落ちてきたメッセージ
そうしてさっき外へ出たら、
目の前にひらひらとグレーの小さな羽が落ちてきました。
それを見てふと思ったのです。
“白”と“黒”の意見があったとき、
“白”か“黒”かではなく、
“グレー”がないか探してみる。
「そんなグレーの選択もいいな」と、
その羽を手にとりながらクスっと笑みがこぼれた今日なのでした。
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